中古マンションを購入する一番のメリットは、物件を実際に確認できることです。ネット検索や不動産情報誌などで希望にかなう物件が見つかって見に行くとき、どんなところに気をつけて見ればいいのでしょうか?
私が中古マンションを購入した経験から、後で後悔した話も含め、物件を見る時のポイントをご紹介させて頂きます。
水回りをチェックする!
毎日使うキッチン・トイレ・バスルーム…このような水回りは必ずチェックしたい場所です。購入し、実際に住みはじめてから後悔しないようにしておきたいですよね。入居前にリフォームすることも考慮し、念入りにチェックするポイントをまとめました。
キッチン |
高さが自分が料理をするときなどに、高すぎたり低すぎたりしないか? 実際に立ってみて確かめましょう。 |
トイレ |
便器の汚れはどうか? 入居前にクリーニングをしますが、他の人が使っていたものをそのまま使うのはちょっと…と抵抗がある場合には、便座だけを変えるという方法もあります。 リフォーム時、壁紙や床のクロスの張り替えのために便器の着脱代が発生します。どちらにしても発生する費用なので、私は安い物を探してもらい、便器も変えてフルリフォームしました。 |
バスルーム |
カビが発生していないか?バスタブの下の状態はどうか?シャワーの状態はどうか? バスタブが古くて変えたいと感じた場合、リフォームの際に、サイズが会わないため壁をいったん壊さなければいけない場合があります。 |
洗面台 |
洗面台の下の洗剤などを入れる扉の中の状態はどうか? リフォーム時、洗面台もクロスの張り替えのために着脱代が発生します。状態が気になるようなら、新しい洗面台に変えることも考えましょう。 |
日当たり と 窓 を確認する!
物件の確認は必ず昼間に行き、日当たりを確認しましょう。すべての部屋の電気を消してもらうことで、部屋の中の明るさや日当たりが確認できます。
窓のチェックは特に重要です。すべての窓を全開にしてみると、風通しのチェックもできますし、窓や網戸の中で、開け閉めが不自由なものがないかもチェックできます。私の場合、網戸の有無の確認はしたのですが、実際に開け閉めまではしていなかったため、入居して初めての夏にリビングの網戸の1つが、開けたり閉めたりする時によく外れたり動かなくなったりして困りました。それで、リフォームをしてくれた業者に見てもらうと交換するしかないと言われました。たまたま建材関係に詳しい知り合いに見てもらったら、修理をしてくれ無事に直りました。"網戸本体が歪み、サッシ側のレールも歪んでいた"とのことでした。
バルコニーに実際に出てみる!
バルコニーに実際に出てみて、洗濯物を干すための「物干し竿ホルダー」がついているか?も確認しましょう。さらに、建物の周りを見渡し、周辺の様子も確認しましょう。
私の場合、リビングとバルコニーは南向きにこだわっていました。洗濯物を干すときの日当たりもよく、冬でも日当たりがいいと気持ちよく過ごせて快適です。是非、バルコニーがどの方角なのかもチェックすることをおすすめします。